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春の恵み・土筆(つくし)

例年よりも寒かったためか、その時期になってもなかなか姿を現わさなかった土筆(つくし)。3月もあと数日、という時期になりました。待ち望んでいた春の恵み・土筆がようやく伸びてきました。早速、土筆採りに出かけました。我が家では、毎年この時期に土筆を採って調理して食べています。ちょっとだけ渋みを感じるものの、味をしめたらやめられませんよ。お酒のあてにもなります。104.png 土筆は、川の土手や田畑のあぜ道によく生えています。日当たりがよい南斜面の土手や休耕地になっている畑や原っぱを探せば見つかります。時期としては3月下旬から4月上旬です。私が借りている農園(川沿い)から少し行ったところの土手に絨毯のようにびっしり生えていました。
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レジ袋3枚にたっぷりと採れました。早速、家内に調理してもらうために鞘(はかま)取りをします。緑色の胞子が一杯出て灰汁(あく)が手について真っ黒になりますから、薄手のゴム手袋をして取るといいですよ。でも、長時間の作業になりますから、覚悟を!! 今日の収穫量からすれば、すべての鞘を採るには6~7時間は優にかかるでしょうね。「ようし、頑張るぞ!」166.png
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右側が鞘を取る前の土筆、左側が取った後です。ちょっとしたコツがあるんですよ。慣れてきたら分かります。
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延々と鞘取り作業が続きました。やっと終わりです。
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水洗いをします。胞子がたくさん出て緑色の水になります。さらに2回水洗いします。深い鍋に8分目ほど水を入れ沸騰させます。そこに水洗いした土筆を入れ、4~5分茹でます。茎の色が褐色になり、しんなりしたら火を止め水切りをします。
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これで調理前の作業は終了です。このまま冷凍しておくこともできます。調理方法は、クックパッドなどで検索すればたくさん出てきますが、我が家では、いつも卵とじにして食べています。孫娘もなぜか抵抗なく食べていますよ。皆さんも是非、春の恵みの一つである土筆を味わってみて下さいね。

by hyoshikyo | 2017-04-05 16:00 | Shin爺のぽかぽか日記